安い価格には注意が必要! |
人間誰しも、良いものを少しでも安く買いたい!
と思う事はとても自然な考え方です。
世の中には同じ商品でも価格の付け方にバラつきがあります。
電機屋さんの場合を例にします。
例えばテレビ。
どこのお店で購入しても商品は同じです。
しかし、値段は様々です。
仕入れ値、サービス、保証、利益率など諸々の条件の中で
【販売価格】は決まるのです。
テレビの場合は商品性能は同じで、どこで購入しても同じなので
少しでも安く、格安で購入できた方が良いと考える人が比較的多いと思います。
一度購入したら頻繁に手入れや修理の手間はかからない商品には
有効な購入方法でしょう。
違いがあるとすれば、購入店のサービスや保証、アフターサービスなどの
商品以外の部分ですね。
では本題に入ります。
子犬の価格はどのように決まるのでしょうか? |
子犬は機械では無く、生き物です。
全く同じ商品は無く、もちろん量産もできません。
(この表現は好ましくないですが)
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上記の表にはA~Eまでの流通経路があります。
当然、中間業者が入らない方が安く購入できます。
よって左のAから順番に安く購入できるという事です。
(ちなみに当店はBの存在です)
とにかく1円でも安く購入したい方はAのルートで購入するのが安く買えます。
ですが、これは価格面だけの事なのです。
むしろ、リスクが高くなります。
もし、貴方がブリーダーだったら、 手塩にかけて健康に育てた子犬を安売りしますか? |
犬に関する知識も経験も豊富な専門家ならまだしも
一般の方がもし、仮に格安で購入しても
その子犬に遺伝子性疾患を持っていたり・・・
病気や怪我ばかりで飼ってからの医療費が高くついたりします。
このような話は本当に良く聞きます。
子犬の頃は元気でも、成犬になるに従い、障害が出てくる事も多いのです。
(遺伝性疾患といいます)
なにより一番つらいのは愛犬の健康状態が不安定のまま一緒に生活する事です。
もちろん寿命にも影響します。
(オークションや個人ブリーダーが販売している場合このケースが多い)
では、それらを回避するにはどうしたら良いのか?
最も重要なのは、ブリーダーの質であり、子犬の質なのです。
これらを見極める事ができればAの方法で購入するのも良いでしょう。
ですが、
残念ながら全てのブリーダーが優秀(真のプロ)では無いのです。
犬に対する知識や飼育の方法、その他諸々の対処法を知らないと
問題犬に育ってしまう可能性もあります。
子犬の見極めとブリーダーの見極めは、我々販売のプロでも難しいのですから
一般消費者の方には、なおさら難しい問題でしょう。
当店は実際に何百人ものブリーダーの方を見ています。 真のブリーダーから子犬をお届けできる理由はここにあります。 |
質の悪いブリーダーのホームページでも、
一見すると・・・・
自分達は優良ブリーダーであるかのように謳っているサイトは沢山有ります。
もちろん、HPで自分達の事を悪く言う人はいないので当然です。
はっきり言って、HPのみで判断する事は難しいです。
ブリーダーさんとお付き合いをして、初めてブリーダーの質が解るのです。
当店と契約しているブリーダーさんは「優良ブリーダー」のみです。
優良ブリーダーから良質の子犬だけをお届けする。
それが、当店「wans-labo/ワンズラボ」の存在の理由です。
値段のバラつき理由とは? |
上記の表で説明したように、基本的に
流通経路の中で中間業者が介入する分だけ販売価格に反映されます。
ですが、価格以外にも注意すべき点があるのです。
例えば
ある、ブリーダー直販のショップで子犬が
10万円の激安価格で売られているとします。
一方、別のブリーダー直販ショップでは同じ犬種の子犬が
20万円で売られています。
さらに、街のペットショップでは
30万円でケースに入れられ陳列販売されています。
ここで各店舗のお店の背景を考えてみましょう。
30万円で売られているケースは簡単ですね。
仕入れの値段が高い。間の中間業者の数が多い。希少カラーである。
又は利幅を沢山取っている等のケースが想定できます。
では10万円と15万円のお店では何が違うのでしょう?
10万円の犬の場合は・・・・・・
●単純に産まれてからの日数経過が多く、(生後6か月~) 子犬の体も大きくなり在庫を抱えたくない為に価格を安価に設定している。 このケースならあまり問題は無いでしょう。 ですが、産まれてから長い時間を親犬や兄弟達と過し過ぎると、 わがままに育ち、後でしつけがしづらいケースも見受けられます。 また、生後間もない状態での格安・激安価格で販売する理由はなぜか? 販売の回転を早くする事で経費をカット。エサ代・ペットシーツなど、必要経費は毎日かかります。 |
●血統が良くないケース。(ルール無視の繁殖) 子犬に遺伝性疾患など何らかの影響がある可能性(すでに出ている)場合。 スタンダードから、かけ離れている。 (明らかに骨格が大きい場合や小さい場合などの身体的異常) ※スタンダードとはJKC等の血統書発行書団体が定める犬本来の規定の事です。 例えばティーカップサイズの子犬を作る為に、やってはいけない掛け合わせなどをして繁殖しているケースなどは、あきれるほど良く見かけます。 その他のケースも考えられますが・・・ |
●バックヤードブリーダー(アマチュア)が繁殖したケース。 バックヤードブリーダーとはブリーディングの知識が乏しく、 自宅で飼育している犬を繁殖させて販売するなどの自称ブリーダーです。 当然、正しい知識もなくブリーディングを行っているので、 運良く子犬の頃は健康でも遺伝子性疾患等の問題が後で発症したり 後に発症するなどのトラブルになるケースが目立つ。 |
20万円の犬の場合は・・・・・・
●ブリーダーが丹念に手塩にかけてブリーディングした良血統の子犬である。 両親犬などの情報も明確であり、ドッグショー等でチャンピオンに輝いた犬の 血統を引いている良質な犬である。 当然、先祖代々に遺伝子疾患のある犬をブリーディングしたりはしない。 よって健康な血筋の子犬である。(実はここが大切な部分) 犬は遺伝による影響が多分に出ます。良い血統であるという事は、 健康なのはもちろん、しつけもし易く、飼いやすい犬であるという事なのです。 |
子犬の格安・激安販売には注意!!
子犬を安く販売している裏には必ず理由があるのです。
値段だけで購入して後で失敗したっていう経験。
皆さん一度位はした事ありますよね?
犬は生き物です。失敗したからと言っても、やり直しは出来ません。
乱繁殖を繰り返し行う無責任なブリーダーや
知識の乏しい自称ブリーダーから
購入する事は自分が後悔するだけではなく、
子犬にとっても良い事は1つもありません。
値段だけで判断せずにブリーダーの質と子犬の質にこだわって下さい。
ブリーダーさんから直接買えば絶対安心という訳では無いのです。
ブリーダーにも優良ブリーダーとそうでないもタイプのブリーダーが存在します。
次のページでブリーダーさんのタイプを詳しくご紹介しています。
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